咬合育成療法臨床セミナー in 関西
2016年3月20日~21日 咬合育成療法年齢別臨床セミナー第5回
関西支部でお世話になっている滋賀県の南一惠です。
平成28年3月20,21日は、9歳から11歳の側方歯群交換期の患者さんの症例を中心に、治療の流れを紹介していただきました。
今回のセミナーをもって、関西咬合育成年齢別臨床セミナーが終了しました。
今までの一連のセミナーの集大成として、日常生活習慣、筋機能訓練、小児歯科臨床および
その後の装置の使用に至る大きな流れに関して、高田先生が言及されました。
患者を的確に精査し、現在の問題点及び今後起こりうる問題点を予測し、正常な歯列や咬合へと育成するために、適切な訓練と指導をおこなっていくことの重要性を再確認しました。
今後も子どもたちの正しい口腔育成のために日々研鑽いたしますので、高田先生をはじめとする諸先生方、よろしくご指導お願い申し上げます。
2016年2月21日~22日 咬合育成療法年齢別臨床セミナー第4回
今月のセミナー報告は…
関西のドン!井上先生と、関西の宴会担当!江上のスペシャルコラボでお送りします。
1日目、まず授乳の動画の詳しい説明をしていただき、あらためて嚥下の際の口唇と舌の動きが深く理解できるようになりました。
さらに咀嚼の動画での解説で、食塊と舌と頬粘膜がどういうかかわりをしているかわかりました。
他のグループの論文での解説では、やっと時代が髙田先生についてきたなと実感しました。
by井上先生
2日目、症例をたくさん見せていただきながらのセミナーでした。
それぞれのほんのワンポンイトだけご報告します。
症例①過蓋咬合+正中 離開
ごはんの一口量が治るとspeeも治ってくる。舌、姿勢は前後的よりもまず左右を治す。舌が上に上がるようになると吸啜窩が消えてくる。
症例②前歯部片方だけ歯が生えてこない
舌の力が弱く下に出てるだけ→叢生の舌
ストレートネック→寝転びっぱなし。歯が起き上がらない。
もともと横に広がる舌の場合、まず側方拡大はしない!
症例③開口
ワッテを小臼歯部で咬ませ、顎関節を反時計回りに咬筋を伸ばす。開口はゆっくりゆっくり動かす。
by江上
もっとたくさん報告したい事だらけなのですが、今回はこの辺で…。
次回のセミナー、暖かくなってきた神戸が楽しみです!
2016年1月24日~25日 咬合育成療法年齢別臨床セミナー第3回
年齢別セミナー3回目は5~7歳(6歳臼歯の萌出・前歯部の交換時の注意・治療の仕方を中心に)というテーマで行われました。
この時期には6歳臼歯が出る前に、どこに問題があり今後どうなっていくのか?
年齢に応じて、今何が出来ていないといけないか?
そしてそれをどう治すかを見定めることが大事であると教わりました。
また、可能な限り早い時期に問題点に対する適切な対応を行う(3~5歳までに)ことが、大切である事も再認識いたしました。
そして様々な不正タイプの症例解説を通じて、姿勢、日常習慣や習癖の改善、適切な筋機能トレーニングが重要で、比較的軽度な問題は歯列矯正を行わなくても十分に改善できること。また歯列矯正を行う際にも、細いワイヤーを用いて筋機能を利用する事で、早期に捻転がとれて、早く良い状態になることを教わりました。
歯科医師でも、永久歯が萌出する前の悪くなる兆候は見落としがちですので、専門知識のない親が気付くことはあまり期待できません。なるべく早い時期からお子さんに来院していただく仕組み作りや、歯科医師が悪くなる兆候を早期に見定める診断力と、適切な改善指導を行う知識を養う必要があると思いました。
松井啓祐
2015年12月20日~21日 咬合育成療法年齢別臨床セミナー第2回
滋賀県の小林です。
今回は、年齢別セミナーの2回目、3〜5歳でした。
この時期のポイントは、正しい座り方・正しい食事を習得できるよう、習癖、病気を中心に、歯胚に優しい治療を心がける事です。
次の5〜7歳の時期には6歳臼歯の萌出や前歯の交換など、一旦今までと同じ食べ方をしにくくなるほどの大きな変化を控えています。
3〜5歳から関わることで、次の時期の大きな変化の時期に、これまでの悪い癖をやめ、正しい食べ方等を改めて習得しやすくなります。
その実際について高田先生の豊富な症例のなかから、この時期から関わり続けている症例をかなり詳しく解説していただきました。
早い時期から適切に指導管理する事で、ワイヤー矯正をせずにすむか、
矯正をしたとしても負担が少なくてすむ事がよくわかりました。
症例を学んで、指導の上で大事だと感じたのは、焦らず根気よく生活習慣や習癖除去について指導する事、本人には遊びと同じように興味を持って出来るように伝える事、診察時の子供の様子を十分に観察し、保護者も気付いていない癖などを見つけ、将来起こりうる不正について説明できるように診る目を養う事。
どれも、高田先生のレベルで行うのは難しいですが、親が子供を叱りつけてばかりにならないように、という事だけは肝に銘じて、
楽しく取り組めるような指導が出来るよう、自分の引出しを増やしていきたいと思います。
2015年11月8日~9日 咬合育成療法年齢別臨床セミナー第1回
徳島から参加しています尾形です。
今回から新しく始まった咬合育成療法年齢別セミナーの第1回目です。
第1回目は0~3歳です。ここでは、授乳・抱き方・椅子の選択・乳歯列が完成するまでの注意点等のお話しでした。
最近は、首のすわりの遅い子、機能の働きの遅い子が多くなっているそうです。
この0~3歳の時期はとても大切で、本人の意志に関わらず全て親に決められてしまう。この成長期でまず赤ちゃんは、お母さんのおっぱいを吸う。この授乳の与え方1つで、乳歯の萌出してくる順番が変わってくるという話を聞いて、驚きました。
赤ちゃんの抱き方・授乳の仕方もいろいろあり、高田先生の話に加えて経験者の先生の話も加わり、利点・欠点・注意点などの話をしてもらいました。
しかし、この年齢だからこれが出来るという考えは間違っており、人それぞれ、早期に産まれてきた子は、同じ年齢でもその機能が
備わっていない子がいます。そのため、その子の成長にあったどの時期に どんなものが 何のために 育成されていくのか?
ということを考えなければいけないということを学びました。
発音を育てるということも大切で、これも小さい時はおもちゃで遊びながら自然と学べるような環境作り、生活習慣も必要になってきます。
次回は3~5歳です。この時期もとても大切ということで、今のうちに0~3歳の復習をして次に繋げていけるようにしたいと思います。
高田先生、今後とも宜しくお願い致します。
2015年10月18日〜19日 咬合育成療法不正別臨床セミナー第5回
大阪から参加させて頂いています坂本です。
5回目 不正別臨床セミナーは『開咬』最終回です。1回目~4回目までの様々な不正と
同様に、原因・見つけ方と対処方法について詳しく解説をして頂きました。
姿勢は?オトガイ筋は?舌小帯は?嚥下は?口唇の形は?習癖は?等など。
チェック項目は沢山ありますが、今の自分にできることをひとつずつクリアしていくしか
ないと思っています。
セミナーが進むにつれ奥が深くなり、吸収しないといけないことが増えるばかりですが、
今回、床に引いたラインの前で、目を閉じて足踏みをさせるという方法を、毎日繰り返すことで、身体のバランスが取れてくるということを説明して頂き、すぐに実践してみようと思いました。
咬合育成セミナーで学んだことを自分なりに消化して、臨床で実践していて感じることは
体格は良くても体力の無い子どもが多いということです。
高田先生は、何から始めれば良いのかについて、姿勢からであり、成長発育の中で早期に的確な指導を行い、バランスの取れた口腔機能を育てていくことで、ワイヤー矯正をすることなく改善していくということを教えてくださっています。
しかし、これは、かなり難しいことなので、高田先生を目標に努力あるのみ!がんばろう!と思っています。
成長するにつれて何か原因があれば、左右の顔が違ったり、咬み合わせがおかしくなったりしてしまいます。生まれたばかりの赤ちゃんは左右対称だそうです。そこから何が原因で歪みが出てきているのか?向き癖や抱き方に原因があるのか?知りたいことは、いっぱいです。
次回からの年齢別臨床セミナーで詳しく教えて頂けることを楽しみにしています。
高田先生、これからもご指導宜しくお願い致します。
2015年9月13日〜14日 咬合育成療法不正別臨床セミナー第4回
不正咬合の種類別に解説して頂いている咬合育成療法臨床セミナーも、今回で4回目となりテーマは『過蓋咬合』でした。原因として多くの要因が考えられる中で、舌、小帯、姿勢については特に詳しく教えて頂きました。高田先生が治療されている患者さんや受講生の症例をもとに、トレーニングのみでの治療、レジンキャップでの治療、ワイヤーによる治療など、さまざまな経過を追うことができ、より臨床に応用できる内容を学ぶことができました。
2日目は左右の口角の作り方について、受講生を患者にみたてデモンストレーションが行われ、実際のトレーニングでの注意点を教わりました。交叉咬合の症例では口腔内が急に改善した理由が興味深いものでした。
毎回講義では新たな学びと発見に刺激を受け、症例相談での熱心なご指導では講義とは違う内容まで学ぶことができ、多くを勉強させて頂いております。
(佐々木 有美)
2015年8月16日〜17日 咬合育成療法不正別臨床セミナー第3回
大阪から参加させて頂いております井出です。
3回目となる今回の臨床セミナーでは、受講生の医院で扱っている症例の中の反対咬合のケースを中心に、高田先生に解説して頂きました。
反対咬合にはどのようなタイプがあるのか、その診断をするためのセファロや写真の見方、そのでき方、その場合の舌や口唇、歯軸はどうなっているのか、それに対し何を優先しどういった順序でトレーニングを行っていくのかなど、詳しく教えて頂きました。
また口唇の調整や、舌ふりのトレーニングなども再度細かくご指導頂きました。
私はこのセミナーを受講させて頂いてまだ2年ですが、今回集中して反対咬合について学べたことで、今まで教えて頂いたお話が、自分の中でではありますが繋がってきたように感じております。
口腔育成療法の真髄「見えない不正を早期にみつける」
そういった目を養うことができるように、これからも学んでいきたいと思っております。
高田先生、今回も大変お疲れのところ熱心なご指導本当にありがとうございました。
来月も宜しくお願い致します。
井出
2015年7月12日〜13日 咬合育成療法不正別臨床セミナー第2回
今回は受講生の医院で扱ってる症例を事前に高田先生がまとめられてそれを各症例ごとに提示しながら各自の治療計画と各不正についての講義がありました。
叢生はどのような叢生か?
主訴と問題点の確認また主訴以外の問題点を資料を比較しながら説明され歯列の左右の非対称、各歯牙の咬合面の不正、舌の左右差や丸みは食事中の姿勢、寝相、体の歪み,偏った咀嚼によりが出てくる等の説明がありました。
それによる日常生活習慣の改善点、また負の要素として、歯列、顎骨が広がってない、舌、口唇、オトガイ筋、発育空隙、吸綴窩、生理的動揺、歯牙の整直、スピーカーブ、低位歯の咬耗、開口量、顎関節、正中のズレ、左右のバランス、小帯異常、その他などが挙げられそれらを一つずつ注意して診ていくことでワイヤー矯正、筋機能、小児歯科臨床、すべての治癒につながる、広い視野を持って臨床に望まなければならないと思いました。
(金澤 秀孝)
2015年6月7日〜8日 咬合育成療法不正別臨床セミナー第1回
今回より咬合育成療法を実践している医院の実際の患者さんの資料を用い、高田先生に解説して頂くという症例相談をオープンにした新設セミナーが始まりました。
先月までのPendelワイヤーテクニックセミナーで、細いワイヤーを用いる上で、筋機能が治療の進行にさらに深く関わることを教えて頂き、実感したものです。日常生活習慣や口腔周囲筋機能等の問題点も複雑になり、どう対処していくかが以前にも増し重要と考えられます。矯正治療を進める場合にも以前はワイヤーテクニックの占める割合は3分の1であったのが、2割程度になっていると、言われています。それ故、咬合育成療法をより良く進めるにあたっての実践的な問題点の見つけ方や姿勢・食事・筋機能訓練の指導方法を習得することが重要となります。
第1回では歯胚の育成と筋・顎関節機能の育成についても講義して頂きました。小児歯科臨床でも何度となく、ご教示頂きましたが、どんな状態の乳歯でも後続永久歯のために生かすことが如何に必要かを症例で示して頂きました。また、顎関節の診方、下顎位の調整について、実際にライブで見せて頂き、まず顎関節の状態を把握しないと、咬合は診れないことを再認識させられました。
次回からのセミナーで自分の治療計画に対する高田先生の評価と実際の治療の進み方、筋機能訓練を成功させるための分析が明らかになっていくのが、楽しみです。
(谷)
Pendel2期セミナー in 関西
2015年5月10日〜11日 Pendel2期セミナー第4回
今回のセミナーは、ペンデル2期の最終回でした。
高田先生が今まで実践してこられた咬合育成療法は、時代の流れとともに経年的な変化を遂げ、その集大成の時期を迎えたことを実感する内容でした。
30年以上の間の子ども達の生活習慣、食習慣の変遷に伴い、咬合育成療法におけるMFTの重要度が急速に高くなったと同時に、動的治療に使用するワイヤーは次第に細くなってきました。
そして、ワイヤーテクニックは、以前に比較し非常にシンプルなものとなったにも関わらず、歯の動きは劇的に良く、また速くなったことに、驚きが隠せません。
今後、高田先生の臨床の膨大なデータ分析により、多少の修正はあったとしても、咬合育成療法はほぼ確立されたのではないかと感じています。
以前にも増してMFTの重要性が明らかになった今、その繊細な技術の習得、実行計画の立て方、評価の方法などが課題となってきました。そこで6月からは、これらの課題を克服すべく、各医院の症例について臨床さながらのセミナーが予定されています。乞うご期待。
中村
2015年4月12日〜13日 Pendel2期セミナー第3回
大阪府守口市で開業しております新井です。
気が付けば咬合育成のセミナーを受け始めて6月で丸4年になります。時の過ぎる早さを実感しつつ、ここまでいろいろな知識を教えてくださった高田先生を筆頭に、諸先輩方にはただただ感謝の毎日です
今回のセミナーですが、初日は前回の講義のまとめをしながら、受講生の疑問に答えていく形式ではじまりました。スピーカーブのきつい症例はワイヤーを太いものにかえるのではなく、細いワイヤーのまま食べ方をかえていくという話は特に重要であったとかんじました。
2日目はコントロールバーの使い方で、特に016の時との違いを講義していただきました。もうすぐ4年ですが、僕はまだ5~5のコントロールバーを実践で曲げたことがないんだなぁと思うとやや悲しくなりましたがなんとか知識は身につけられたと思います。
午後は第一大臼歯がなぜ前方に移動してくるか、というお話が衝撃的でした。
今回は新しいトピックスが盛りだくさんで帰るころには頭がいっぱいになっていたので、まとめるのが大変だなあと思いながら長い2日間が終了しました。
日に日に高田先生の説明の時間が長くなり、とてもお疲れのご様子で申し訳ない気持ちでいっぱいですがこれからも頑張ってついて行こうと思います。
関西6期 新井貴三
2015年3月15日〜16日 Pendel2期セミナー第2回
大阪茨木市で開業している高田です。
前回から始まったペンデルの2期セミナーですが、今回はまずはじめに前回の復習行いました。
その後、今回のセミナーの課題である、012ワイヤーを用いての拡大について学びました。
各先生方が持ち寄った症例を高田先生に見ていただき、それぞれの症例に対するワイヤーの形態について教えていただきました。
拡大する時のブラケットとワイヤーの距離、ブラケットにどのような傾斜でワイヤーが通るのかを考え、必要ならブラケット位置の変更も考慮するなど細かいところまで教えていただきました。
拡大するワイヤーを装着して1週間は特に歯牙が動くためこの間の筋機能訓練がとくに重要であることなど、筋機能訓練の大切さも再確認しました。
また、関西支部の福永先生から、私も含めて初心者の先生方を対象に、012ワイヤーの基本形態、注意点、屈曲の手順など、基礎から丁寧に教えていただきました。「基本を守ればだれでも大きな失敗はしない」という言葉は心強かったです。
次回は3~3、4~4のコントロールバーの屈曲の予定です。
高田先生、次回セミナーもよろしくお願いします。
2015年2月15日〜16日 Pendel2期セミナー第1回
関西でセミナーに参加している南です。
2015年2月、関西でペンデル二期のセミナーが始まりました。名古屋からの5名の先生を加えて合計30名です。
まず二期の場合のブラケットとチューブをつける歯を選択する方法を勉強しました。それぞれの症例の歯の根尖、歯槽骨の状態、捻転、傾斜、萌出程度によってブラケットをつけるかどうか実習しました。
その後コアックスワイヤーを用いて初期動揺をおこし、アーチの変化に応じて010,012のSループワイヤーをもちいて前方拡大を行うことになります。
二期において特に筋機能訓練が大切であることを再確認しました。症例を注意深く観察し、原因をみつけ、姿勢の是正、その筋機能訓練を行うかを決定していくことが重要であることを勉強しました。
5〜9歳までの混合歯列期のPendelワイヤーテクニックセミナー in 関西
2014年12月7日〜8日 Pendelワイヤーテクニックセミナー第4回
こんにちは。地元、神戸の米田です。
12月7~8日に、Pendelワイヤーテクニック第4回が行われました。
とうとう最終回です。
1日目は、一期治療の総まとめのお話しがありました。
010, 012, 014ワイヤーを使う期間、
014から012に戻る場合もある事、叢正部位にはワイヤーをできるだけ添わせて食片が入り込まない様にする、ブラケットを付ける位置による違い、等々。細かい注意点を教えて頂きました。
2日目は、サークルフックの縮め方、オフセットの付け方、Sループの移動等を教えて頂きました。
Sループの移動は考え過ぎると難しく、あれ?おかしいなぁ?と言いながら練習しました。近心の長さを最初に決めると、後が分かり易くなりました。
最後に保定装置の説明を聴き、現在は99%ソフトリテーナーを使われている事が分かりました。
一期のセミナーの最終回という事もあり、高田先生のお話しは気が付くと二期の内容に入ってしまう事がしばしばでした。
今年最後のセミナーでちょうど一期のセミナーも終了です。
高田先生、今年も一年間ありがとうございました。
2014年10月19日〜20日 Pendelワイヤーテクニックセミナー第3回
こんにちは。
毎度おなじみ 、関西宴会部長の江上です。
10月に入り、全国大会を間近に控え、神戸セミナー会場がピリピリとした緊張感に包まれている……
かと思いきや……。
相変わらずの温かい雰囲気です。
1日目午前、高田先生による、九州の先生が作られたステキなスライドを使って、基本的な前歯部拡大方法の講議。
使用するワイヤーが細くなったため、今までよりももっとトレーニングが大切になっています。
また、ブラケットの位置にも左右されるので要注意!
ワイヤーをTピンでとめる際、遠心の歯からとめていきます。
へぇ〜〜〜〜!!
午後には、福永先生、井上先生、高森先生の関西Big3による全国大会の発表予行演習。
先生方の実際の症例をスライドにした、これまた素晴らしい講演です!!
内容は、当日のお楽しみ・・・
その後、レジンキャップ・アップのポイント講議。
キャップ→アップに切り替える時期、分割の時期、形態修正など。
2日目午前、全国大会で発表される先生方3名の予行演習。
それぞれの発表が終わるたび、聞いている先生方からの意見、ダメだし(汗)
けっこう白熱してしまい、高田先生が思わず
「もうちょっと柔らかくいきましょかー。」
ってつっこまれていました(笑)
午後は、ひたすらSループ曲げの練習に励みました。
ワイヤーが以前より細くなり、力は要らないので曲げやすいのですが、扱いが難しくなりました。
また、ワイヤーだけに頼らずに、日頃のトレーニングがなおさら重要になってるので、もう一度基本をしっかり復習します!
全国大会が楽しみです!
2014年8月10日〜11日 Pendelワイヤーテクニックセミナー第1回
滋賀県の小林です。8月10-11日に咬合育成『5〜9歳までの混合歯列期のワイヤー矯正 全4回コース』の第一回目を受講いたしました。
今までとワイヤーの太さや形態が変わり、真剣にベンディング!です(汗)。Sループやサークルフックも移動できるのか〜!と驚きながら、練習しました。近年は、低年齢にも関わらず、左右比対称で捻転の多い症例が見られるようになってきていることと、その背景にある生活習慣や筋機能の変化を講義で学びました。これらに対応できるよう、第2回以降も新しいテクニックの習得や指導力UPに勉めたいです。ワイヤーベンディングになると恒例の風景が…。ワイヤーが飛んで、どこに行ったか分からない。お互い様で仲良く探しています(笑)。床のカーペトがビミョーな色で、ワイヤーが見えにくく、つらいです。今回、懐中電灯で照らすとよく見えることを発見しました。皆さん試してみてください。
今回は台風のため、残念ながら初日は参加できなかった先生方もおられましたが、無事に開催されてホッとしました。いつも、高田先生、インストラクターの先生方はじめ、皆様には、丁寧にご指導いただき、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。