2011年4月3日in札幌 ワンデーセミナー
【症例から学ぶはじめての咬合育成】ワンデーセミナー最終回
2011年4月3日(日)に札幌市中央区の≺かでる2.7≻にて、日本咬合育成研究会主宰者であります、高田泰先生のワンデーセミナーが開催されました。当日は、初春の吹雪のなか全国各地より、会員の先生やスタッフ、会員以外の先生を含めて、65名のご参加を頂きました。
昨年6月に高田泰先生著⎾症例から学ぶはじめての咬合育成⏌が出版され、神戸での出版記念講演会を皮切りに九州、名古屋にてワンデーセミナーが開催され、今回の札幌での講演は、1日講演最終回として行われました。
講演は、1.最近の口腔内事情 2.咬合育成開始時期について 3.はじめての咬合育成 の内容で行われました。講演のなかで、上顎の劣成長が近年多くなっていることに触れ、原因を捉えたうえでの筋機能訓練の重要性、そして、何が悪いのか診る目を持つこと、早い時期に悪い症状を改善しておくことが大切であることを再度強調されていました。また、会員より症例発表があり、九州支部より福田先生、関西支部より島崎先生、名古屋支部より川合先生、平場先生が演者として発表され、高田先生より解説を頂きました。また、はじめて咬合育成に触れる先生たちに対し、プロフィロの分析方法について分かりやすく解説がありました。受講生それぞれが、咬合育成について理解を深める講演会となりました。