ベーシック6日間コース in 東京
2012年10月28日〜29日 ベーシック第3回
10月28日、29日に東京ベーシックの3回目の受講をしました。
にこにこ小児歯科の畠山でございます。
咬合育成療法で様々な症状が改善していく様子を事細かに説明していただきました。
どれもこれも、今までの私が日常の臨床で見てきた抜歯矯正とは全く違っていました。
咬合育成の奥の深さに感動しっぱなしの2日間でした。
特に日常生活習慣の改善、筋機能訓練。
この二つだけで開口が改善した症例を見せていただいた時は、「毎日、診療室でやっているトレーニングの質を上げていかなくては」と気持ちを新たにしました。
これからももっと頑張って、子ども達にトレーニングを伝えていこうと思います。
最後になりましたが歯科衛生士でありながら歯科医師向けのセミナーへの参加を快くお許しいただいた高田先生に深く感謝の意を申し上げます。
ありがとうございました。
2012年9月21日〜22日 ベーシック第2回
2012年9月21、22日に「咬合育成ベーシックセミナー東京」の第2回目が行われました。
今回は大阪から参加いたしました松井が報告させていただきます。
祝日のある週の金、土曜日開催の為か参加者も10人程度と少なかったのですが、人数が少ないこともあり中身は非常に濃い内容でした。
会場は前回と同じ大田区産業プラザPioで行われました。
「咬合育成ベーシックセミナー東京」第2回目は精密検査の話を中心に行われました。
検査を行って問題点をピックアップし、将来起こりうるトラブルを伝え、それに対して適切に対応する事の重要性を学びました。
また、参加された先生方が相談に持ってこられた症例を全員で見ながら、問題点の提示、診査、診断、治療方針を細かい所まで説明していただきました。
高田先生の症例も数多くご提示いただき、咬合育成の奥深さ、そして生体の凄さを認識いたしました。
特に埋伏歯の症例で、埋伏歯の移動により一旦歯根吸収した歯が、その後歯根の再生を起こし、歯根完成するまでに至ったことには感動しました。
今後の臨床にとても役立つセミナーでした。
2012年8月26日〜27日 ベーシック第1回
8月26,27日の2日間に亘り、「咬合育成ベーシックセミナー東京」第1回目が行われました。報告を群馬県から参加させていただいた宮崎が致します。
会場は羽田空港、東京駅から至便な蒲田駅近くの(朝ドラ梅ちゃん先生の舞台です!)の大田区産業プラザPioで、今回初めて参加の方を含め、20名余りの先生方が全国から参加されました。和気藹々とした雰囲気の中、各自の自己紹介からセミナーがスタートしました。
第一日目は高田先生の症例を交えながら、“最新の口腔内の現状、赤ちゃんから大人までのかみ合わせの変化”と“日常生活習慣の歯に与える影響”というテーマで、先生の熱気溢れる講義は、朝10時から、1時間のお昼休みを除いて、夜7時まで続き、途中聞き漏らさないように集中するのが大変な内容の濃い講義でした。先ず、先欠のお子さんが10人に一人いるということに驚きました。高田先生の症例から、生活習慣の変化で子供たちのお口の中に異変が起きていることを目の当たりにし、先生も講義の中でおっしゃっていましたが、精密検査を行わなくてもお子さんのお口を開けてもらうことで、また、写真を撮ることから様々な問題点が読み取れること、読み取ったことを迅速に伝えて患者さんの口腔内を改善してくことの大切さを痛感しました。また、赤ちゃんから幼児期に成長していくとき、ごはんを食べる時期に“足をつけて、姿勢を正して、口角をまでしっかり閉じてよく噛むこと”をお母さんがしつけしていくことが一番だと伺いました。このことについても来院される患者さんに何回でもお伝えしていこうと思いました。
第一日目の夜は、蒲田商店街の中華食堂“万豚記”で、飲み放題&お料理で元気をつけ、第二日目に臨みました。午前の最初は咬合育成療法のお話のまとめと、実習はセファロトレースと、オーストラリアンワイヤーを使ってオメガループ作成へと進み、オメガループを上顎・下顎3本作るのが宿題となりました。このセミナーに参加させていただき大変感謝しております。今回学んだことを日々生かしていくよう、楽しく努力してゆきたいと思います。