2010年12月4日 in 名古屋 ワンデーセミナー
これからの矯正治療』 〜筋機能の重要性と最も新しい開咬の治療方法〜
平成22年12月 4日(土)に名古屋市中区の中統奨学館ビルにて、高田泰先生の名古屋ワンデーセミナーが午後3時から8時までの5時間にわたって開催されました。講演は神戸、九州に続いて、『これからの矯正治療』 ~筋機能の重要性と最も新しい開咬の治療方法~ という演題で行われました。名古屋地区の先生はもちろんのこと、北は山形から南は長崎まで76名もの多くの先生方に参加をいただき、初めて参加をされた先生も約20名おられました。
今回のセミナーでは、開咬には、前歯の傾斜、歯牙の圧下、上顎骨の反時計回りの回転、下顎骨の時計回りの回転したものなどがあり、舌癖や口呼吸、不良習癖が原因となっていることが多いためすぐに装置を用いずそれらの改善策を考え、効果が出ているかを十分に確認した上で治療を進めていくことが大切であるということでした。また、治療途中で何年もの間未来院となりその後、異常に気がついて来院され、治療を再開した患者さんの治療の流れを、写真とプロフィロを使ってのわかりやすい解説には、多数の先生方がうなずいて聞き入っておられました。さらに、生活習慣の改善、筋機能訓練、ワイヤー矯正の三位一体の治療がよりよい結果を生み出すということを再認識いたしました。
また、名古屋支部の平場先生が作製されました咬合育成のポスターがすばらしいと、高田先生のお墨付きをいただきましたので当日、会場にて販売することとなり、たくさんの先生方に購入をしていただきました。