2月23・24日、札幌にてベーシックセミナーを行いました。高田先生が現在言われる最後のベーシックセミナーの最終回となりました。
実習は前回である程度進んでいたので、今回は症例供覧が中心となりました。ただし供覧するのに必要な知識の復習も兼ねて、「歩くまでの姿勢の変化」、「離乳食による舌機能の獲得」、「発育による舌の形、動きの変化」などについて噛み砕いてわかりやすく講義していただきました。その後、最近診療された患者さんも含めた貴重な症例をたくさん見せていただきました。特に症例供覧はいつも勉強になり、全身、口唇、歯列、舌などの見方、治療とともに改善していく舌、歯列らの変化などを見ると断片的な知識が少し整理され、診療室での患者さんからの情報収集の不足を実感させられます。更なる飛躍のためにも次回以降のセミナー出席に期待です。
次回からは、いよいよ北海道初のタイポドント基礎実習の始まりです。皆さんまたよろしくお願いいたします。

北海道にてベーシックセミナーがスタートしました。
今回、新規での受講希望者が5名となり、高田先生のご厚意によりベーシックセミナーを開催して頂きました。本当にありがとうございます。
セミナー初日は、北海道全域で暴風雪となり、高田先生はじめ受講生が揃うことができず、再受講生が中心となり、新規受講の先生に写真撮影の手技やポイントなどを説明しました。大荒れの天候のなか、懇親会は定時に開催となり新たな先生たちと親睦を深めることができました。
セミナー2日目は、初日の遅れを取り戻すべく高田先生の熱のこもった講義が始まりました。講義では、咬合育成理論の基本と最新の内容について、また実習では、適切な評価を行うために、資料採りがいかに大切であるかということと、その手技について教えて頂きました。過去に何度も教えて頂いている内容ですが、いつも新鮮なことがあり、勉強になります。新規受講の先生達にとっては、咬合に対する全く新たな内容ばかりで大変だったと思いますが、なんとか継続して咬合育成を臨床に取り入れて頂ければと思います。
また、次回より札幌にて、クリニカルも開催予定となります。高田先生の臨床を間近で診ることができ、とても楽しみです。