2010年8月7日,8日 in 神戸 出版記念祝賀会・講演会
『症例から学ぶはじめての咬合育成』出版記念講演会開催される
咬合育成研究会主宰者であります高田泰先生著『症例から学ぶはじめての咬合育成』がクインテッセンス出版から6月に出版されました。これを記念致しまして、さる8月8日に出版記念講演会が神戸にて開催され、会員以外の先生やスタッフの方々を含め、多数のご参加を頂き、熱気のあるものとなりました。
講演では、高田先生の長期にわたって蓄積された臨床経験を著書をもとに、咬合育成治療未経験の方にもわかりやすい目線から解説していただきました。また近年の不正咬合や顎骨の成長に関わる筋肉のバランスの崩壊に着目し、子供たちの顎の成長や咬合を正しい方向へ導くことの必要性を、著書で紹介されている症例を例に挙げて、違った角度から示して頂きました。
質疑応答では、臨床での率直な疑問などが発言され、今後の咬合育成治療の重要性を認識し、発展がますます期待される中、終演となりました。
これに先立ち、8月7日にはオリエンタルホテル神戸旧居留地にて、出版記念祝賀会が催されました。
咬合育成治療の技術・知識を高めていこうと、師である高田先生のもとで、研鑽している会員の先生やスタッフの方々が全国より参集し、長期の資料を基にまとめられたはじめてのバイブルとも云うべき著書の出版をお祝いしました。祝賀会の中では、高田先生の若き日の勇姿に会場からは歓声が沸き、各地区ごとの特徴の表れた祝辞、咬合育成の歌、楽器の演奏など、趣向を凝らした演出があり、アットホームな雰囲気の中、進行されました。