2012年11月3・4日 in 名古屋 第4回全国大会
第4回日本咬合育成研究会全国大会が11月3日(祝)4日(日)愛知県名古屋市の愛知県産業労働センター(ウインクあいち)にて開催されました。
行楽シーズンの連休にも関わらず北は北海道から南は九州まで、総数99名の会員およびスタッフの方の参加登録がありました。
名古屋は記念すべき第1回大会が開催されたところですが、時を経てこの研究会も年々成長を遂げ、今大会は全国各地の北海道、関西、九州、名古屋の4支部から「咬合育成療法と日常臨床との接点」をテーマに計11名の会員症例発表がありました。
さらに第1日目午後からは高田 泰先生の特別講演「進化し続ける咬合育成療法」と題して講演をしていただきました。
セミナー等でご存じのように咬合育成療法は常にブラッシュアップされていますが、環境の変化による子供たちの口腔の状況の変化を高田先生の鋭い観察眼、洞察力により創意工夫のもと咬合育成療法もより確かな成果が得られるよう進化続けています。
今回症例発表の演者たちも筋機能療法の重要性を再認識されていましたが、高田先生からよりシンプルで、確実に効果が期待できる口腔周囲筋の筋機能トレーニング方法を披露していただきました。
また初の試みとして講演会場とは別会場でオープンクリニックと銘打ってポスター発表が行われました。
名古屋支部の中原先生,平場先生、横井先生の各診療所で実際に行われている咬合育成療法の様子やクライアント向けの各種資料、グッズなどを公開していただきました。
スタッフの方々にも大変参考になったようで、休憩時間にはいつも人だかりで人気のコーナーとなりました。
第一日目の夜は7時30分からダイニングバーレストランCREAMにて懇親会が開催されました。
約70名の参加があり、会場は満杯状態で各支部からの報告や紹介など多いに盛り上がり3時間を超える盛況ぶりでした。
2日目には9時より総会が開催され会計報告があり承認されました。また次期全国大会は九州地区開催と決まりました。
そして9時30分から午後3時まで症例発表が行われ各症例ごとに高田先生より講評を頂きました。
こうして2日間たっぷりの内容でしたが、高田先生はじめ症例発表頂いた会員、ご参加いただいた会員、スタッフそして設営準備頂いた名古屋地区会員、スタッフのご協力により無事大会が終了いたしました。
皆様お疲れさまでした。