1期治療臨床タイポドント基礎実習コース in 関西
2013年3月17日〜18日 1期治療臨床タイポドント基礎実習 第5回
こんにちは。関西4期の豊永です。
今回の講義では、「筋機能、咀嚼、嚥下でアーチが出来ていく、ワイヤーは形を整えていくだけ。」と、あらためてトレーニングの重要性を認識しました。
また、上顎犬歯の歯胚の位置や動きの確認の方法を教えていただきました。もっとしっかり診なくては。。。
実習では、コントロールバーの使用法、一期治療のワイヤー除去後の保定の方法や種類、後戻り防止のためトレ ーニングしてもらうコツ、コフィンの拡大装置の作り方も教えていただきました。
今回で、1期タイポドントのセミナーは最終回ですが、少しずつ理解できる内容が増えていき、嬉しく楽しいです。
高田先生、インストラクターの先生方ありがとうございました。
4月からの2期治療タイポドントセミナーもよろしくお願いいたします。
2013年2月17日〜18日 1期治療臨床タイポドント基礎実習 第4回
関西4期の小林加枝です。
二児の母ですので、セミナーの内容を日々の臨床だけでなく、我が子の子育てにも多いに役立てています。
今回の1期タイポドントセミナーの講義で、とくに印象に残っているのは次の二つです。
一つは、今の子供たちは、筋機能が悪すぎて、典型的なコの字やV字歯列にはなってないこと、口唇のバランスが悪過ぎて、上顎前歯がハの字になっているケースが昔に比べて増えていることなどです。私の所(滋賀)でも前歯部がハの字が多いように感じています。
もう一つは、埋伏歯の萌出方向の予測について、歯軸 のラインをみて、推測する方法を講義してくださいました。こんなこと、高田先生しか教えてくださる方はいないんじゃないかと思います。
実習では、スプリングの強さ調節に関して、強すぎる力がかからないように、ブラケットの位置を基準にプラス1mmの長さを目安とすることと、6番を側方に拡大しないようにしつつ1番を前に出す新しいワイヤーフォームを教えていただきました。どちらも、即臨床に役立つ内容で、早速実行しています。
毎日、自宅、職場、保育園のトライアングルの外へは、ほぼどこにも出かけませんので、セミナーに参加してほかの先生方と交流することも、本当に楽しみです。来月もよろしくお願いします。皆様、いつもありがとうございます。
2013年1月20日〜21日 1期治療臨床タイポドント基礎実習 第3回
今回は上顎前歯部のワイヤーを使用した前方拡大による被蓋改善、下顎はリンガルバーによる6番の舌側傾斜の改善でした。
リンガルバーの屈曲は宿題になっていましたが、あまりできていない様子で、再度高田先生によるデモが行われました。
リンガルバーのバンドへの蝋着デモの際には細かい注意点もご指導いただきとても参考になりました。
タイポドント上ではありますが、次第に歯列が改善されていくのが良くわかりました。
1日目の実習後の新年会には19名参加され、和気あいあいとした雰囲気で楽しい時間を過ごせました。
2012年12月16日〜17日 1期治療臨床タイポドント基礎実習 第2回
今回は、上下のワイヤー作成とレジンキャップ、チンキャップの実習が行われました。
宿題となっていたワイヤーは、何度曲げても思うように曲がらず、またどのような形にしたいかもわからず、苦労しています。しかしながら、お湯の中につけた後の歯牙の移動をみて感動しました。高田先生のワイヤーデモを拝見していると、なぜこの歯はこうなったたのか、だからどう育成をするのか、を一箇所曲げるごとに話されていて、咬合育成の考え方に触れることができました。レジンキャップは作ってみると大きすぎ、実際の患者さんが使うことをまったく考えていませんでした。チンキャップの実習では、実際にモデルの先生に装着させていただき測定しましたが、先輩の先生方よりかなり低い数値で、これでは実際よりも力をかけすぎて患者さんに苦痛を与えてしまうので、注意が必要です。どの実習内容も、何を目的として行うのか、を理解して行う必要があると思いました。練習しなくちゃ!
泉久澪
2012年11月11日〜12日 1期治療臨床タイポドント基礎実習 第1回
こんにちは。自分の子供の咬合育成に奮闘中の、江上理絵です。
今月から、いよいよタイポドント一期が始まりました。
第一日目、真新しいタイポドントに、与えられた症例の不正咬合を作っていきます。
歪んで並べるのが、こんなに難しいなんて…!!
なぜこんな歯列になってしまったか。
原因を考えながら並べます。
きちんと理解しないまま、並べた不正咬合を、高田先生にチェックしていただくと、「違和感を感じる」と一言!!
不正咬合になる原因を知ることの大切さを教えていただきました。
第二日目、ブラケットを付けたタイポドントに、co-axワイヤーをTピンでとめ、バスの中に入れて初めて歯を動かします。
その後、高田先生が、ループ付きΩワイヤー曲げのレクチャーをしてくださいました。
高田先生のワイヤー曲げを見ていると、とっても簡単そうに見えるのですが…、もちろんそうはいきません。。。
今から、練習あるのみ!
最後に、次回予定の、レジンキャップの作り方、角を落としすぎない、研磨しすぎないなどの注意点をスライドで教えていただきました。
次回もとっても楽しみです。