5〜9歳までの混合歯列期のPendelワイヤーテクニックセミナー in 名古屋

2014年11月16日 Pendelワイヤーテクニックセミナー第6回

風速40mを記録した台風に見まわれ大変な状況の中で開催された10月13日のセミナーとは打って変わり、中部国際空港ターミナルビル会議室に於ける第6回は、おだやかな海から昇る美しい日の出とともに厳かに始まりました。
総勢16名欠席者も無く張り詰めた空気の中で進められていったのです。
まず、欠席者多数の前回高田先生より教えて頂いたペンデルテクニックについての復習、補足をして頂きました。
また、実際にペンデルテクニックで治療された症例を見せて頂きながらCo-Axワイヤー⇒・016に始まる治療と・010から進められて行く治療との違い、特徴をお話し下さいました。 ブラケットのポジショニングの大切さ、その確認の仕方を改めて強調されていました。なかでも咬耗、傾斜、異形成等により本来の形態や位置が分かり難い場合、口腔内だけの確認にとどまらず装着前後の模型上でチェックを行うときの要点。 ブラケットと太いワイヤー、細いワイヤーとの関係を比較され、特に細いワイヤーではポジション次第で小さな捻転や傾斜も修正されていくが、誤って位置付けされればその通りに動かされてしまうため慎重に行われなければならないということ。 
左右対称にベンディングされたワイヤーと歯の萌出位置との関係の解釈の仕方、取り込み方を。そして、正しい位置に誘導されれば歯胚もまた正しい位置へと誘導されると言うこと等を教えて下さいました。
毎回のごとく微に入り細に入り懇切丁寧に情熱を降り注いでくださいました。
高田先生に於かれましては、寒さにどんどん向かっていくなかどうぞ御身お大切にされて下さい。
ありがとうございました。

宮﨑でした

2014年10月13日 Pendelワイヤーテクニックセミナー第5回

台風19号の直撃を受けながら、12人の強者が中部国際空港会議室にたどりつき、時を追うごとに強まる風雨を憂いながらの、セミナーの開始となりました。参加者も少なく、高田先生のご配慮で、当日の予定を次回にのばしていただき、宿題のチェックと、さらに、とてもありがたい事に、参加者特典!今までの復習を丁寧に行っていただきました。高田先生には、予定通りのご帰宅を早々に諦めていただき、会場の時間いっぱいまでご指導をいただきました。私ごとですが、高速バス等は昼には運休し、唯一の交通手段となった私鉄電車もセミナー終了の時には運休、中部国際空港(人工島)と本土とを結ぶ連絡橋が強風の為にバスによる代行運転になりました。強風でバスが浮き上がるのが分かり、連絡橋から海に落ちるような怖さを伴うとても貴重な経験もできました。

(文責:才川隆弘)

2014年9月23日 Pendelワイヤーテクニックセミナー第4回

秋の運動会シーズン 前日22日が代休となり3連休となった子供たちも多かったのではないでしょうか?大きな荷物を持った家族連れもちらほら・・・中部国際空港会議室でのセミナーも早4回目。津なぎさまち港からの高速船の揺れにも慣れてきた森本が報告させていただきます。
初期極小動揺と捻転軽減するための010ワイヤーに始まりSループ012ワイヤー。今回はSループの大きさ、Sループの拡大の仕方、Sループの高さ、Sループの結紮の仕方についてそれぞれの注意点を細かくご指導いただきました。

後半は前方部アーチ拡大後の歯間空隙の閉鎖(スプリング)についての注意点。スペース閉鎖後のコントロールバーの屈曲と8の字固定の仕方を学びました。

高田先生 いつもいつも長時間にわたり細かなご指導ありがとうございます。

2014年8月17日 Pendelワイヤーテクニックセミナー第3回

 まだまだ暑さの続く中、お盆明けの8月17日に、中部国際空港会議室において、Pendelワイヤーテクニックセミナー3回目が開催されました。
まず、スケジュール・1期治療のワイヤーの流れ・010"屈曲の注意点・012"の屈曲の注意点を解説頂き、その後 サークルフック、シンプルループの移動のデモがありました。
その後、さらに新しい検査結果説明用紙の解説があり、近年増えている 左右非対称や捻転に対して、その生活習慣や筋機能の変化をよりわかりやすくとらえる方法を学びました。
最後に 012"のワイヤーの屈曲のデモをゆっくり丁寧に繰り返して頂きました。
高田先生、今後ともご指導の程宜しくお願い致します。
 熊谷 良次より報告させて頂きました。

2014年7月21日 Pendelワイヤーテクニックセミナー第2回

各地でゲリラ豪雨が猛威をふるった連休の最終日の7/21に名古屋の中部国際空港会議室にてPendelワイヤーテクニックワンデイセミナーの二回目が開催されました。
最初に前回の宿題である010ワイヤーのサークルフックのチェックをしていただきました。
変にふくらんでしまわないこと、基部をあわせること、真上からみて一直線になっていることといった注意点を教えて頂きました。これは他のループ等のベンディングにも共通するポイントでサークルフックの屈曲でマスターしておくべき技術ということでまず何度か練習をしました。
その後、012ワイヤーを用いてのSループのベンディングのデモをしていただきました。
これは上記に加え、二重らせんになっている部分に隙間を作らない、大きさを合わせるといった注意点があります。さらに歯肉に当たらないようにループの高さが思いのほか小さいのも難しさを増加させました。
今回はもうひとつロックピンの使い方のデモもしていただきました。スロットにワイヤーが入りきらない場合に使え、操作も簡便で使いやすそうでした。
実習模型③を拝見した所、上顎の前方成長がかなり誘導されているようでした。この先どう展開していくのか…楽しみです。次回もよろしくお願いします。
今回は原真美子より報告いたしました。


2014年6月1日 Pendelワイヤーテクニックセミナー第1回

 東海地方では、岐阜県揖斐川町で全国トップの最高気温36.3度を記録するなど9地点で35度以上を観測し、今年初めての猛暑日の中、朝9時から夕方の6時まで長時間にわたり中部国際空港の会議室の中でPendelワイヤーテクニックセミナー第1回目が開催されました。

午前中は、症例相談を中心に高田先生にご指導を頂きました。平場先生の症例では、新しく改訂されました[検査結果説明用紙1]を使って丁寧に解説して頂きました。患者様のご両親にさらに説明、指導し易くなりました。

 午後からは、進化したTY咬合育成療法(日常生活習慣の改善・小児歯科臨床での歯胚の育成・筋機能訓練で筋肉や機能を育てる・早期矯正のTYテクニック)についての説明の後、その中の一つであるTY育成テクニックのPendelワイヤーテクニックの成り立ち、仕組みについて現在進行中の先生の症例を提示して頂きながら分かり易く解説して頂きました。最後に実際に010"のワイヤーを使ってサークルフックを付与したワイヤーの屈曲のデモがありました。

9時間以上にわたり、高田先生にはご指導頂き大変お疲れだったと思います。次回もよろしくお願い致します。

 以上、安藤好美より報告させて頂きました。

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