筋機能訓練2014 in 関西
2014年7月13日〜14日 筋機能臨床実習セミナー第5回
徳島から参加させて頂いてます、尾形景子です。
7月13日14日に第5回筋機能臨床実習セミナーが開催されました。今回は、筋機能臨床実習セミナーの最終回、集大成ということで、今まで高田先生が症例相談で感じたこと、相談時に資料がなくて前回との比較がしにくい、また測定する人によって結果が随分変わってくることなど、実際の臨床で出てきた疑問点・問題点を基に改めて新しくチェック用紙を作成してくださいました。
何が変わって、何が変わっていないのかを自分で見極めれるように。生活習慣からではなく、計測結果を比較したその結果から理解するように、チェック用紙から生活環境を直してもらうように指導できるようにする。同じ舌小帯でも、生活習慣を変えるのか?ワンポイントアドバイスが必要なのか?切除なのか?それをチェック用紙を見て判断できるようにしなければなりません。
チェック用紙は初回と今回、次回と比較できるように測定結果を記載し、それを比較するというもので、変化したけど悪い変化は×、変化したけどほ んの少しだけしか良くなっていないものも×、良くなっているが平均まではいっていないものは△など、×が3つになったらワイヤーはつけない。逆に、この段 階でワイヤーをつけると、悪い方向にいくということです。ここで、測定の仕方や測るところが間違っていると、正確なデーターが出ません。そこで、最初に高田先 生が言っていた測定する人によって結果が変わってくるというのでは、困るということになります。まずは、自分が理解し、それをスタッフに伝えていけるようにしな ければなりません。
正しい測定結果が出て、初めてなぜ前回と今回でこのような測定結果がでたのかを見極める必要があります。
今回、この筋機能臨床実習セミナーを受けて、初めて自分の舌や口腔内を観察するということをしました。日常の姿勢や、食事の仕方1つで、こんな にも歯列に大きく影響するということを知り、驚くことばかりでした。自分の咀嚼の仕方、舌の使い方が間違っているということを知り、少しずつ改善していくよ うに今意識して食事をしているところです。今まで数十年、子供のころは口唇にものが多く詰まっていることは、よく注意されましたが、それが頬と舌を使えていな かったこと、口角が閉じれていなかったことだということを今知り、改めてその時のことを思い出します。
私は、どうやら舌小帯も他の人に比べて必要以上に小帯が多く、余計なところにもあるらしく、小帯が伸びにくいと言われました。今まで、あたりまえ のように思っていた小帯なので、他の人の小帯を見て、自分の舌や舌小帯がこんなにも違うことを知り、まずは自分がトレーニングをすることでどのよ うに変化するのか?見極めたいと思います。
施設に、口腔ケアをしに行っているのですが、そこで舌苔の多くついている方、あまりついていない方がいます。なぜ、こうも違いがあるのだろうかと 思っていたのですが、これは、結局舌を使って食事をしていたか、していなかったかの違いなのかなと今回の筋機能臨床実習セミナーを受けて思いまし た。年齢に関係なく、いくつになっても筋機能訓練は必要なのですね。それが、当たり前にできるようになりたいです。
診療で、今はこの講習会で聞いたことをそのまま患者様に伝えることしか出来ていませんが、これからは少しずつ見る目を養って各個人にあったト レーニングを勧めていけるようにしたいと思います。
高田先生をはじめ、多くの先生方にもいろいろアドバイスして頂き、本当に感謝しています。これから、訳のわからない質問等をしてご迷惑をお掛け することもあると思いますが、今後とも宜しくお願い致します。
2014年6月15日〜16日 筋機能臨床実習セミナー第4回
奈良より参加しております「常に口が開いている」高橋一郎です。
但し、訓練によって、いつか「口が開いたままでなくなる」ことが期待されるため、「常に汗をかいている」高橋の方で認識して頂けると幸いです。
「スナフキン森田」以上の知名度を獲得するのは至難の業だとは思いますが今後とも宜しくお願い致します。
6/15、16に、第4回筋機能臨床実習セミナーが開催されました。当日は、サッカー日本代表のW杯初戦 コートジボアール戦のキックオフと同時刻の開始となったため、多くのセミナー欠席者がでることが一部予想されましたが、そこはやはり「ザック」より「タカダ」に魅了された人達の集い いつもと変わらぬ熱気の中 素晴らしい講演が行われました。
前回に引き続き咀嚼、嚥下の訓練を行いました。普段意識せずに行っていた咀嚼嚥下が著しく間違っていたこと(私の場合)、食材によって咀嚼回数が異なること、咀嚼•嚥下自体が舌をはじめとする口腔周囲筋の筋トレであることを痛感しました。また、検査結果説明用紙が新しくなり、前回と今回との数字の比較から訓練の継続、変更の決定を行うことを教えて頂きました。何度も受講されているインストラクターの先生方が「これ初めて聞くわー」なんておっしゃってるのをお聞きすると常に新しい情報を勉強させて頂いているのだとよりありがたく感じます。また今回は、懇親会の2次会がカラオケで行われました。高田先生の艶のある歌声にウットリし、諸先生方のノリ の良さに混ぜて頂きとても楽しい「長い夜」を堪能させて頂きました。次回もカラオケにいきそうな噂を聞き さっそく松山千春をitunesで購入、練習する私でありました。
以上、最近ようやく「タカダセンセイ」ではなく「タカダセンセイ」と発音できるようになった低炭水化物ダイエット中の高橋からの報告でした。
2014年5月18日〜19日 筋機能臨床実習セミナー第3回
大阪から参加させて頂いています、坂本 尚子です。
筋機能臨床セミナー・3回目は、咀嚼・嚥下・噛み方がテーマです。
ガム・レーズンを使っての一点噛みのポイントは、柔らかくなるまでゆっくり噛むこと、全体に均一になるように意識すること。
セラバイトを使って奥歯で噛むことのポイントは、歯を起立させること、咬筋・側頭筋・こめかみに左右バランスよく力がかかっているかの確認をすること。
頬の厚さの調整のポイントは、左右のバランスが取れること。
その他にもチューブ吸い、舌ふりの方法、霧吹きで水を入れての嚥下練習、ロール綿を作って上下口唇を伸ばす練習、たくさんの練習を教えて頂きました。
身体が傾いて歪んでいないか?真っ直ぐになっているか?唇は閉じれているか?
悪い習癖はないか?左右の力のバランスが違わないか?食べる物の量はどうか?
食べる早さはどうか?など、すぐにチェック出来ることばかりで、今まで何気にスルーしてしまっていたことにも、気づくことが増えてしまいました。
高田先生のセミナーで教えて頂いたことを翌日から実践していますが、一つ進めば頭打ちの日々です。しかしながら、症例相談で高田先生にチェックして頂いているお蔭で少しづつですが前進している気がしています。
高田先生をはじめ幹部の先生方のご指導に感謝しております。ご迷惑をお掛けすることが多々あるとは思いますが、これからも宜しくお願い致します。
セミナーに出席するのが楽しくて仕方のない坂本の報告でした。
2014年4月6日〜7日 筋機能臨床実習セミナー第2回
初めまして。昨年の小児歯科臨床セミナーから参加させて頂いております、井出小百合と申します。よろしくお願い致します。
4月6日・7日に第2回筋機能臨床基礎実習セミナーが開催されました。
今回は口の周りの筋肉の調整をテーマに、「あ」の口、風船・笛ラムネ、ボタンひき、上唇・下唇のばしなどの実習を行いました。トレーニングの前後には比較ができるように写真撮影を行い、その変化を高田先生に解説して頂きました。どのトレーニングを行えばどういった変化が出てくるのか、またなぜ変化がみられないのか、さらに症例によって同じトレーニングでもやり方を変えなければならないということなどを、詳しく教えて頂きました。短時間のトレーニングで大きな変化があることを実感し、驚きばかりでした。私自身、姿勢、歯列不正、顎関節に多くの問題があり、先月から治療して頂いております。実際にインストラクターの先生に上唇・下唇伸ばしをして頂き、その前後の変化に感動致しました。トレーニングに対するモチベーションがますます高まりましたので、これから日々のトレーニングを頑張りたいと思います。来月先生方に見て頂くのが楽しみです。
熱心なご指導、感謝しております。今後ともよろしくお願い致します。
2014年3月16日〜17日 筋機能臨床実習セミナー 第1回
大阪から参加させていただいています永山佳代子です。
今回の実習では、口腔内写真の撮り方やその解釈、セファロの読み方などを教えていただきました。その他、習癖や姿勢と歯列・咬合の関係についてもご講義いただきました。口腔内写真での舌の形態、厚み、圧痕の解釈、セファロでは舌骨の位置の解釈など、とても勉強になりました。
診療で接する歯列不正の子について、習癖や姿勢などに視野を広げてみると、高田先生のご講義で教えていただいたことに当てはまることが多いことにただただ驚いています。
今回のセミナーで印象的だったのは、「齲蝕には予防の考え方が定着している。歯列・咬合に関しても、予防の観点が必要だ。」という高田先生のお言葉です。診療の際には視野を広げ歯列不正の兆候を早く見つけ、的確なアドバイスをして歯列不正を予防できるようになれたらと思います。
高田先生をはじめ、インストラクターの先生方にもたくさん教えていただき本当に感謝しています。今後ともよろしくお願い致します。