2期タイポドント実習コース in 関西
2013年8月11日〜12日 2期タイポドント実習コース 第4回
大阪茨木市から参加しています、関西第6期高田敦子です。
夏休み真っ只中の熱い中、実習も同じように熱気に満ちて行われました。
今回でいよいよ2期のコースも最終回です。
5−5のコンロトールバー、それに伴うオーストラリアンワイヤーの56オフセットへの変更、最後のリボンアーチワイヤーまで大変詳しくデモと解説をしていただきました。
捻転した7のチューブにワイヤーをどのように通すかなども、大変細かいところまで詳しく教えて頂きとても勉強になりました。
2011年6月にベーシックから始まりました関西6期の一連のコースも無事終了いたしました。高田先生ならびにインストラクターの先生方のご指導のもと咬合育成とは何かを教えていただけたことを感謝しています。
診療で主に小児歯科を担当していますが、本当に知らないことばかりでセミナーに参加するのが毎回待ち遠しいほどでした。
9月からは小児歯科臨床の各論が始まります。9月とはいえ北海道とは違いまだまだ暑い神戸です。高田先生におかれましてはお身体をくれぐれも大切にしていただき、次回のセミナーでまた熱いご講義よろしくお願いいたします。
2013年6月9日〜10日 2期タイポドント実習コース 第3回
タイポドント2期も3回目になりました。 やっとの事で前歯を並べて、3-3のコントロールバーの曲げ方を教えて頂きました。そして、次は4-4のコントロールバーへ。その他、臼歯を狭くするワイヤーの 曲げ方もデモして頂きました。
今回は症例相談でも、姿勢や生活習慣の大切さを改めて詳しく教えて頂きました。
- 姿勢が傾いていると、下顎位が傾き、舌房が狭くなる。
- 姿勢を直すには、まず足元から、
- 足の裏全体を床にしっかりつける事が大切
- 座る時に膝を開いてしまう子は足の裏が浮いてしまっている
- 前傾姿勢で下顎を突き出していると舌が下がり、臼歯の上にのり、6番が起き上がらない。
- 食べる時の一口の量が少ないと手前の歯で咬んでしまい、やはり6番が起き上がってこない。
などなど、まだまだ沢山ありますが、書ききれないのでこの辺で・・・姿勢と咬合との関係は奥が深いです。
2013年5月12日〜13日 2期タイポドント実習コース 第2回
最初に新たに資料取りすることになった写真撮影について動画や写真を用いて詳しく解説していただきました。寝て舌を出して体のひねりがわかるように、頭から足の先がわかるようにとる写真撮影です。あらためて舌と体のひねりについて興味深い知見がありました。
実習の方はタイポドントで前歯の叢生の除去、犬歯と側切歯の取り込みと進んでいきました。安易に側切歯や犬歯を早く取り込まないことは、新規の受講生はもちろんのこと、再受講生にとっても改めて勉強になりました。
実習の合間には、上顎66が広がらず、6が遠心移動しないワイヤのー曲げ方も詳しく教えていただき、非常に有意義なセミナーでした。
2013年4月14日〜15日 2期タイポドント実習コース 第1回
関西宴会部長の江上理絵です。
いよいよ、今月から、タイポドントⅡ期が始まってしまいました。
Ⅰ期が終わったばかりで、頭の中は混乱したままでのスタート・・・。
不安はいっぱいですが、楽しみもいっぱいです。一日目は、Ⅰ期同様、なぜこうなったのかを考えながら、タイポドントに不正歯列を作ります。
歯を並べるときは、上顎から!下顎は動く!!
頬筋または、舌によって辺縁隆線の並びが頬舌のどちらに一致しているのか。
歯の溝にえんぴつでラインを書き、その歯の捻転をチェック。
ワックスの中で見えていなくても、根の方向、バラツキが想像できているか。
不正歯列を作るのって、本当に難しいです。
二日目、並べた歯列にCoaxワイヤーをかけます。
その時の注意点が、左右対称に入れること。
Ⅱ期では、全部の歯にCoaxワイヤーをかけるのが基本ですが、上顎犬歯の位置が悪い時は引っ張らないようです。
まだまだ始まったばかり!
ワイヤー曲げも、いっぱい練習します!!