2012年5月2日 クリニカルゼミ 福永歯科 in 姫路
ゴールデンウィーク中に、九州、関西と6医院、計10日間に及ぶクリニカルゼミがありました。
九州から、新幹線で姫路に入って頂き、午前10時から夜8時半過ぎまで長時間に渡り、患者さんを診ていただきました。特に、診療台の上での患者さんの姿勢を注意深く観察されました。体の曲がり、足の向き、足の甲の傾斜、膝の角度、膝の位置等を修正すると、舌を出した時の形や方向が一瞬のうちに変化します。やはり、姿勢の改善が最も大切だと今更ながら痛感させられました。
また、以前の模型と現在の患者さんの口腔内を比較して、即座に頭の中にある引き出しから色々な治療方針を考え指示される所は、やはり長年の臨床経験のみならず、観察力の鋭さを感じずにはいられませんでした。高田先生の繊細な臨床を間近で見られると、セミナーでは感じ取れない物が得られると思います。是非、機会がありましたら参加してみてください。
姫路を、21時半の新幹線で出て、次のクリニカル地である大阪へ向かいました。そのあと、滋賀でのクリニカル、恒例の京都観光とハードなスケジュールで続いていきました。
今回も、クリニカルを手伝って頂いた先生方、スタッフの方、本当にありがとうございました。無事にスムーズに?クリニカルゼミを終えることが出来ました。
最後に、いつもお疲れがMAXの中でのクリニカルで、我々や患者さんのために全力を尽くしてくださる高田先生、本当にありがとうございます。楽しく、また充実した5日間でした。帰った日曜はすぐに就寝してしまいました。
2011年5月2日 クリニカルゼミ 福永歯科 in 姫路
名古屋でのセミナーの終了後、大阪に入っていただき、翌日、姫路にてクリニカルゼミを行っていただきました。高田先生、本当にお疲れのところ、ありがとうございました。
クリニカルでは、いつも患者さんへの説明や声の掛け方一つでも勉強になるのですが、(高田先生の子供たちへの声の掛け方は本当に優しいのです)今回は特に、顎関節の動きと下顎位についてたくさんの学ぶべき事がありました。自分の症例においても、姿勢やそれに伴う舌位のズレによっておこった下顎位のズレがなかなか改善しないケースが多くみられます。ワイヤーの力が、筋肉の力に負けてしまいます。そのようなケースに、前歯部にレジンのジグを応用し、下顎位の改善と歯列弓の改善を行います。(詳しくはセミナーで)製作方法やその際の注意点、経過観察のポイントなど細かく教えていただきました。その際、顎関節の診査を行うのは言うまでもありません。次回の来院時に、どのような変化が起きているのか楽しみにしています。
丸7年間、高田先生にべったりついて勉強させて頂いています。学ぶ事が多すぎて、現時点で高田先生の知識、技術の何パーセントを理解しているのか?本当にできるのか?いつも自問自答しています。それほどこの学問は奥が深いのです。だから、面白いし、でも時々、出来なくて、わからなくて、落ち込んだりします。でも、人間、高田先生と、ともに学ぶ仲間がいるので続けられているのではと思っています。皆さん、一緒に頑張っていきましょう。
クリニカルゼミは夜の8時前まで続き、その後、姫路駅から翌日のクリニカルゼミが行われる高森歯科のある滋賀県へと向かいました。
高田先生、手伝ってくれた仲間の先生方、本当にありがとうございました。
さらに【絆】が深まりました。
2011年2月12日 クリニカルゼミ 福永歯科 in 姫路
先日の高森歯科に引き続き、福永歯科でクリ二カルゼミを行って頂きました。
高田先生は連日にも関わらず、朝から仲間の先生とともに、さわやかに到着されました。いつもながら、高田先生のエネルギーと気持ちの転換の早さには驚かされます。
今回は、各地区でのセミナーがタイポドントということもあり、ワイヤーの調整の仕方を重点的に教えていただきました。大切なのは、現時点での歯列、歯牙にどのような問題があって、今後どのような方向に進めていくのか?そのためにどのような調整をどの順序で行うのか?を診断できる事ではないでしょうか?それができるようになると、本当に楽しいワイヤーベンドになると思います。しかし、そこには姿勢、食習慣の悪さによる筋機能の乱れが関与している事を忘れてはいけません。どうしてもワイヤーの形や調整だけに頼ってしまう私たちの悪習慣です。これも脳訓練で治す必要があります。その訓練が必要な先生方は一緒に治しましょう。
いつもながら、咬合育成治療の奥の深さを感じました。なぜ、高田先生はこのような細かい事まで目が届くのだろうかと?いつも感じています。ほとんどの事が教科書には載っていません。学生時代から40年近く、常に観察、探究心、向上心をもって過ごしてこられたからではないでしょうか?これも日常生活習慣の中から生み出されたものでしょう。
私たちも少しでも近づけるように、日常生活から考えてみたいと思います。
いつもながら、お手伝いの先生方、ありがとうございました。いつもいい環境でクリニカルゼミができるのも先生方のおかげです。
高田先生ありがとうございました。姫路駅でもお元気そうだったので、安心しました。田岡先生、ご苦労様でした。
2010年11月2日 クリニカル 福永歯科 in 姫路
先日、福永歯科にて咬合育成療法のクリニカルゼミがありました。私の医院の患者さんをもとに、診断や治療計画の立て方、今後の方針等をチェアーサイドで高田先生に御教授いただきました。実際に患者さんを診て教えていただく事は、セミナーでは得られない貴重な知識ばかりで、途中で頭の中が満杯になって、パニック状態になってしまいます。
ワイヤー等の形状も当然大切なのですが、レントゲン写真を規格化して、比較する事の重要性を教えていただきました。細かい骨梁や歯槽硬線の変化まで確認し、それをもとに今後の歯牙の動きを予想され、保定方法を考えられていることに、本当に驚きました。また、口の中を診る前に必ず姿勢の確認、顎関節の診査をされています。顎関節の動きの悪い子供たちが増えてきており、動きが非対称のまま放置していては舌も曲がり、歯列のゆがみも出てくることを強調されていました。動きが悪ければ、関節に指をあてて動きを確認し、歯列に指をあてて引っ張りながら少しずつ動きを与えます。すると、関節が動きだします。ほんとにマジックのようです。(関節診断の機器よりも手指の感覚の方がはるかに勝っています)
書ききれない事がいっぱいありますが、本当に勉強になった一日でもあり、また、一緒に咬合育成を勉強してきた仲間というものを感じられた一日でした。
高田先生はこのような仲間を大切にされているんだなと、強く感じました。
高田先生、自分の診療所のように手伝ってくれた仲間の先生方、ありがとうございます。感謝しています。また機会がありましたら、よろしくお願いします。