小児歯科臨床2013 in 九州
2014年2月16日〜17日 小児歯科臨床セミナー第4回
本セミナーも4回目となり、もう来月で最終回となります。
今回は、「萌出障害に対する処置とその他の小児歯科治療〜あなたならどうする?〜」というテーマでした。
今回も食事のときの姿勢、茶碗の持ち方、食べ方から改善させないと、正しい咬合育成はできないという今までほとんど考えたことがないような話や、過剰歯を安易に抜歯してはいけない話など、毎度のことながら目から鱗の内容でした。
開業して25年になりますが、今までまともに小児歯科のセミナーを受けたことは一度もなく、これまでの自分の臨床を恥じることばかりですが、参加している他の先生方の症例相談なども勉強になることばかりで毎回どっと疲れますがあと1回頑張ります。
種々の検査の方法、内容、資料取りの内容もそれなりにやってはいましたが、高田式にもっと充実させねばと思います。
私が50歳を過ぎて、このセミナーを受講したきっかけは、顎位是正をする成人の咬合療法を8年前から勉強し臨床にも取り入れて、咀嚼運動も考慮した補綴治療も行っていますが、態癖が悪くなる起源は乳幼児期から小児期、思春期の生活習慣にあり、小児期の咬合育成や、姿勢などの生活習慣を正しくすることが、いかに大切かを考えるようになり、同じ動的平衡顎口腔医学研究会の仲間の紹介でこのセミナーの受講を決めました。
乳幼児から無歯顎の老人まで人が生きていくうえで、咬合の重要性は普遍だと考えます。小児の咬合育成について少しでも咬合育成研究会の皆様のレベルに近づけるよう努力していきたいと思います。
2014年1月19日〜20日 小児歯科臨床セミナー第3回
あけましておめでとうございます。
九州での新年1回目のセミナーが開催されました。今回の小児歯科臨床セミナーのテーマは成長期の虫歯治療でした。
歯を削り過ぎない。歯を抜かない。神経を抜かない。という基本理念とその重要性、処置の仕方についてご講演くださいました。患児の体調や体質をしっかり観察しての麻酔治療をするか否かの選択から始まり、麻酔後の咬唇によって唇がはれ上がった症例写真、エキスカの使い方、覆髄法、生活歯髄切断法を実際の症例を交えながら本当に詳しく教えてくださいました。
歯髄それ自体の生活状態を保持する力は自分が思っていたよりもはるかにあるものだと気づかされました。また、咬合育成研究会のセミナーでは常にいわれていることですが、根管処置を含めたあらゆる処置の永久歯胚に与える影響を念頭におく大切さを再認識しました。
小児歯科臨床セミナーも後半に入りあと残すところ2回となりましたが、まだまだ目からうろこのお話を聞かせていただけると期待しております。高田先生よろしくご教授お願いいたします。
新規・原
2013年10月20日〜21日 小児歯科臨床セミナー第1回
こんにちは。 10月にはいり九州も秋めいてよい気候になってきました。食欲の秋 読書の秋 咬合育成セミナーの秋です。
こちら九州では小児歯科臨床セミナーの開催です。新規の先生も含めて福岡県の筑紫歯科医師会館で5回コースの1回目が行われました。
咬合育成療法をしていくうえで不可欠な小児歯科臨床の総論的なお話から永久歯との正常な交換まで乳歯としての機能をどう全うさせるか?
臨床において、小児歯科治療を行うときに乳歯としての機能をどう全うさせるか?として、子育てによる下顎の安定化、しつけによる舌房の形成、咬合育成療法を考慮した小児歯科臨床の実際。
歯胚の異常に対する治療 として
1)先欠と思われる後続永久歯(歯胚)の管理と取扱い
2)低位歯の処置と後続永久歯(歯胚)の観察と処置
上記のような内容で最新の咬合育成療法の解釈をもとに丁寧に症例を交えてご教授いただきました。今回もとても内容が多くまた深く明日からの診療に直結する実り多きものであっという間に1回目2日間のセミナーが終了いたしました。いかに咬合育成療法をする上で小児歯科臨床が重要なものかを再度認識させていただきました。講義後も遅くまで症例相談ありがとうございました。
今後ともさらなるご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。
九州6期高島
小児歯科臨床2013 in 九州
2013年9月8日〜9日 小児歯科臨床基本講座
9月8日、9日に小児歯科臨床の基本講座が開催されました。
今回から参加される新規の先生方もたくさんおられ、九州もさらに賑やかになってきました。
小児歯科臨床を教えてくれるセミナーは全国どこにもなく、初めて聞く内容に新規の先生方は、『雷にうたれたようだ。』とか『しびれてしまった。』と高田先生の臨床の素晴らしさに、驚き感動する二日間でした。
模型の見方・レントゲンの読み方・歯胚を育てるということ。
たくさんの症例や講義を通して咬合育成とは・・・小児歯科とは・・・高田先生の熱い想いがみんなに染み渡った二日間でした。
来月からのセミナーではいよいよ各論です。
高田先生、宜しくお願い致します。
九州7期 多々隈